奇跡のスーパーフード「モリンガ」！その驚くべき健康効果とは
最近どうも調子が悪い、食事が偏っていて
栄養不足ではないかと心配…
そんな悩みをお持ちの方におすすめしたいのが、
スーパーフード「モリンガ」です。
モリンガはワサビノキ科の樹木で、
北インド付近が原産とされています。
葉、花、さや、種、茎、樹液など
ほぼすべての部分が食用として使用でき、
非常に栄養価が高いことから、
注目されるようになりました。
現在はアフリカや中南米、
南アジアなど多くの地域で生産され、
日本では沖縄や鹿児島で栽培されています。
「非常に豊富な栄養を持つ「奇跡の木」モリンガ」
モリンガが注目されたのは、その栄養価の高さです。
90種類以上の栄養素を含み、しかも他の食材が持つ
代表的な栄養素を超える量含んでいるからです。
例えば、β-カロテンは同じ量のニンジンの2～4倍、
カルシウムは牛乳の7～20倍も
含んでいるといわれています。
代表的な成分には以下のものがあります。
β-カロテン
β-カロテンはカロテノイドの一種で、
高い抗酸化作用があります。
特に目に対する作用が強く、
視力を正常に維持し、夜盲症や
黄斑変性症の予防効果があるといわれています。
また、口や鼻、胃や腸などの粘膜を
健康に保つ働きもあり、β-カロテンが不足すると
細菌やウイルスが侵入しやすくなるため、
風邪や口内炎などを起こしやすくなります。
ビタミンB群
炭水化物をエネルギー源に代謝するために
必要な栄養素で、不足すると疲れやすくなります。
また、脳の栄養となるブドウ糖を
エネルギーに変えるサポートをするため、
脳の働きを維持し感情の安定や
集中力を向上させるために必要とされています。
・ビタミンB2
脂肪の燃焼に必要な栄養素で、
生活習慣病を予防し、
ダイエット効果があるといわれています。
不足すると口内炎や舌炎など
口腔トラブルが起きやすくなります。
また、皮脂分泌が過剰になり
細菌が繁殖しやすくなることから、
強いかゆみやニキビなどが発生することもあります。
・ビタミンB6
食事から摂ったタンパク質を分解・
再合成するために不可欠な栄養素です。
また、女性ホルモンのバランスを整えたり、
コレステロール値を低下させたりする作用も
あることが報告されています。
・葉酸
赤血球の合成を促進して貧血を予防したり、
動脈硬化を予防したりする作用があります。
さらにタンパク質を合成する際に必要な補酵素となり、
新陳代謝を促進して成長を促します。
また、妊娠中に不足すると、
胎児に下半身の麻痺などが
起こりやすくなることがわかっています。
・ナイアシン
細胞の生まれ変わりを促進し、
皮膚や粘膜の健康維持のために必要な栄養素です。
不足すると肌荒れや口角炎などが起こりやすくなり、
悪化するとペラグラ病を発症することもあります。
ペラグラ病は主に日光に当たる部分の皮膚が
炎症を起こしたり荒れたりしやすく、
下痢や胃腸障害、認知症、うつなどの
原因になるといわれています。
ビタミンC
高い抗酸化作用を持ち、
体内の活性酸素を阻止して
細胞破壊を予防する働きがあります。
また、美白や免疫力向上、白内障予防など、
全身の老化・劣化を予防します。
しかしビタミンCは体内に蓄積されないため、
過剰摂取による危険はないものの、
ストレスや喫煙・飲酒などで
消費されてしまうため、現代人は不足しがちです。
ビタミンE
抗酸化作用を持ち、血行促進や
ホルモンバランスを整える働きがあります。
ビタミンAやCと併せて摂ることで
強力な抗酸化作用を発揮し、
生活習慣病の予防・改善に良いことがわかっています。
カルシウム
骨や歯を作り、身体の土台を支える重要なミネラルです。
魚介類や大豆類、乳製品などに多く含まれていますが、
日本人が最も不足しがちなミネラルといわれています。
その原因は、吸収率が20～30％と低い上に、
加工食品に含まれるリン酸塩によって
吸収されないまま排出されてしまうことが一因とされています。
200種類もの酵素の主成分です。
そのため、新陳代謝が激しい成長期の子供や
舌の味蕾に大きな影響を与え、
不足すると発育不全や味覚障害などが起こります。
また、糖尿病予防や血圧降下、
頭皮や髪の健康にも大きく関わっています。
