モリンガで生活を豊かに!moringalove’s blog

話題のスーパーフード、モリンガで生活を豊かにするためのお役立ち情報をお届けします

食物繊維はごぼうの4倍! モリンガで便秘を解消する

モリンガはインドや東南アジアに自生する

ワサビノキ科の植物で、

90種類以上の栄養素を含むスーパーフードです。

モリンガに含まれる栄養素の中でも

注目はお腹に優しい食物繊維、

その量はなんとごぼうの約4倍!

たっぷりの食物繊維が腸内環境を整えて

便秘を解消してくれます。

お通じの乱れや便秘でお悩みの方は

ぜひモリンガを試してみてください!


「モリンガとはどんな植物なのか」

 

日本でもスーパーフードとして

少しずつ普及しているモリンガは、

インド原産のワサビノキ科の植物です。

と言っても日本のワサビの仲間ではありません。

モリンガは高温多湿な亜熱帯地域に

広く自生している植物で、

古くから民間薬として利用されてきました。

インドでは「生命の木」という別名で呼ばれています。

 

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そんなモリンガがスーパーフードとして

注目される理由は栄養価の高さにあります。

アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、

なんと90種類以上の栄養素を含んでいるのです!

タンパク質はヨーグルトの約9倍、

ビタミンAはにんじんの約10倍、

鉄分はほうれんそうの約28倍、

カルシウムは牛乳の約18倍、

どの栄養素もずばぬけています。

 

「注目は食物繊維の豊富さ」

 

モリンガに含まれる栄養素で特に目を引くのが

健康維持に欠かせない食物繊維です。

その量はパウダー状のモリンガ100gあたり、

なんと19.2g、

全体の1/5が食物繊維で

占められている計算になります。

食物繊維がこれほど多くを占める食べものが

ほかにいくつあるのでしょうか?

とはいえ19.2gと言っても

いまいちピンとこないですよね。

そこで食物繊維が多いと言われている野菜と比べてみました!

 

【100gあたりの食物繊維比較】
レタス 1.1g モリンガ 19.2g 約17倍
セロリ 1.5g モリンガ 19.2g 約13倍
さつまいも 2.8g モリンガ 19.2g 約7倍
ほうれんそう 2.8g モリンガ 19.2g 約7倍
ごぼう 5.7g モリンガ 19.2g 約4倍

 

このようにモリンガには

繊維質な野菜として知られるごぼうの4倍、

さつまいもの7倍もの食物繊維が含まれているのです!

この19.2gという量はほぼ1日分の食物繊維にあたります。

というのも厚生労働省では成人が1日に必要とする

食物繊維の推奨量を20gと設定しているからです。

つまりモリンガを1日に100g食べるだけで、

ほかの野菜や果物を全く食べなかったとしても、

1日分の食物繊維を満たすことができるのです!

とはいえ毎日100gのパウダーを

飲み物に溶かして摂るのはちょっと大変ですよね。

ですからモリンガだけに偏るのではなく、

野菜や果物と組み合わせて

バランス良く摂ることをおすすめします。


「お腹の調子を整える食物繊維」

 

ではモリンガにたっぷり含まれている

食物繊維の働きを見てみましょう!
食物繊維は善玉菌のエサ

野菜や果物、穀物に含まれる食物繊維は、

3000~50万個もの糖がくっついた多糖類です。

食物繊維をバラバラにすれば

砂糖と変わらないただの糖になりますが、

糖がたくさんくっついていることでほとんど消化されず、

そのまま大腸に送られて善玉菌のエサになります。

善玉菌とは体に有用な働きをする細菌のことですが、

活動するには人や動物と同じように

栄養を摂ってエネルギーを作る必要があります。

食物繊維は善玉菌のエネルギー源なのです。

 

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「腸内環境の良し悪しは腸内細菌のバランスで決まる」

 

人の腸内に生息する細菌の数は100兆個以上って

みなさん知っていましたか?

私たちの腸内には無数の細菌が生息し、

それぞれがお互いにバランスをとることで

良好な腸内環境を保っているのです。

健康な人の腸では全体の約2割を善玉菌が占めています。

残りの1割は悪玉菌、7割は日和見菌です。

善玉菌の代表は

ヨーグルトを発酵させる菌として知られる

乳酸菌やビフィズス菌です。

悪玉菌は体に悪い働きをする菌のことで、

日和見菌は善玉菌と悪玉菌どちらか

優勢なほうに味方する菌のことです。

腸内環境の良し悪しは

これらの腸内細菌のバランスで決まります。

すなわち善玉菌の数が悪玉菌よりも多ければ、

日和見菌が味方をするので良好な

腸内環境を保つことができるのです。


「食物繊維をたくさん摂ることで腸内環境を改善できる」

 

お通じの乱れや便秘、下痢といったお腹の不調、

その原因は悪玉菌の増加です。

食生活が乱れると、腸内の悪玉菌が増加して

善玉菌の働きが弱くなります。

悪玉菌は肉類に含まれるタンパク質が大好物なので、

肉中心の食生活を送っている人は、

悪玉菌が増加して腸内環境が乱れやすいと言われています。

反対に野菜や果物に多く含まれる食物繊維を

たくさん摂ると、腸内に生息している善玉菌が

活性化されて腸内環境の改善に繋がります。


「腸を刺激してお通じを促す」

 

さらに食物繊維には腸そのものを

刺激する働きも期待できます。

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分かれています。

水溶性食物繊維は水分を吸収すると

ゲル状に変わる性質があり、

腸内に溜まった老廃物や悪玉菌が作り出した

腐敗物質を吸着して排出を促してくれます。

不溶性食物性はセルロースとも呼ばれる硬い線維で、

便のカサを増して腸を刺激し、

お腹に溜まった宿便の排出を促してくれます。


「キヌアやチアシードと組み合わせるとより効果的」

 

モリンガはそれだけでもお腹の調子を

整える効果が十分に期待できますが、

相性が良い食べものと組み合わせると

相乗効果が期待できます。

その相性が良い食べものはモリンガと同じように

食物繊維を豊富に含む食べものです。

レタスやセロリなどの野菜と組み合わせても構いませんが、

おすすめはキヌアやチアシードなどほかのスーパーフードです。

キヌアとチアシード

食物繊維が豊富に含まれています。

パウダー状のモリンガは水に溶かしたり、

ヨーグルトに混ぜて食べるのがおすすめですが、

これだけでは食事として物足りません。

雑穀のキヌアはお米と一緒に炊いて

主食として食べることができるので、

お腹をしっかり満たすことができます。

また種子のチアシードは水に浸けると

ゼリーのように膨らむので、

モリンガと一緒にヨーグルトに混ぜたり、

スムージーにするのがおすすめです。